つわり対策

つわりとは

つわりとは、妊娠によって起こる悪心、嘔吐、食欲不振などの消化器系の症状を主とした症候を指します。
つわりは朝に気分が悪くなることが多いとされていますが、実際には個人差が大きく、むしろ1日中あるいは夜に症状を訴えていることが多いようです。
つわりの症状が悪化し、水分や食物の摂取が損なわれ、体重減少、脱水、栄養障害、代謝障害などのため、治療が必要となった状態を妊娠悪阻といい、妊婦の1~2%に起こります。

つわりと心理的不安

原因は明らかではありませんが、内分泌的要因や精神的要因が考えられます。 精神的要因では、里帰りや入院などの生活環境の変化によって症状が軽快することが知られています。
他に、妊娠・分娩に対する漠然とした不安、食事を摂取できないことによって胎児が育たないのではないかという不安も影響します。
つわりは妊娠が正常に進行している徴候のひとつであることを理解し、夫や肉親の支援を積極的に得ることが大切です。

つわりの時の食事のポイント

~食事のとりかた~
①1回の食事量を少なくして、満腹感を避ける。
②食べる回数を多くして、空腹になる時間を短くする。
③起床前や空腹時にすぐ食べられるようにドロップやクラッカーなどを準備しておく
④早朝や空腹時など悪心を感じやすい時は水分を多量にとらないようにする。
⑤上位以外の時は脱水を防ぐよう水分補給を心がけ、次いで糖分の補強をするようにする。

~食事の内容~
①香辛料の多い刺激物をさける。
②脂っこいものをさける
③温かいものより冷やしたもののほうが食べやすいことが多い。
④タンパク質を含むものを夜にとるようにする。
⑤塩辛い、または酸っぱい味の食品が摂取しやすい。

つわり中に食べやすい食事

~嗜好度、受容度の高い食品、調理法~
◎ : もも、すいか、メロン、りんご、なし、ぶどう、パン、サンドイッチ、ポタージュ
   卵豆腐、茶碗蒸し、塩焼き
○ : とまと、マヨネーズサラダ、焼飯、カレーライス、すまし汁、牛乳、コーヒー牛乳
   ハンバーグ
☆一般に水分の多いもの、冷たいものが食べやすいとされていますが、嗜好は多様です。

生活面でのポイント

①起床時、寝床から離れる動作をゆっくりと行う。
②部屋の換気を良くする。
③調理中は換気扇を動かして食品のにおいにできるだけあたらないようにする。
④食後すぐに歯を磨かない。